京都WEBマガジン「現代アートとサイエンス」代表の平賀壮太さんが2020年2月12日に亡くなりました。
科学者であった平賀氏は、大学を退職したのち好きだった絵画に本腰を入れ創作活動のかたわら、科学者と同じように新しい価値観を見い出すジャンルとして美術を位置づけ、京都WEBマガジンを立ち上げました。
この二つの異なった分野の接点を深く討論する。科学者ならではの眼差しであります。

2019年の秋、京都の画廊でお会いしました。私は作品の梱包作業、彼は打ち合わせをすませバスで京都駅までご一緒したのが最後になりました。

本にして出版する快諾をいただきましたのに、実現しなかったことが悔やまれます。
心よりご冥福申し上げます。